だったらあんたが堕ちてくれ

何故?

一緒に帰るためだけにわざわざ十五分もかかる道のりを、この寒さの中、たったそれだけのために歩いてきたっていうのか?

「まあまあまあ」

下手な合いの手はやめろ。

ってか一体こいつはいつまでついてくるのか。

この状況をどう収束するつもりなのか。

いっそ任せてみるか?

案外椿も秀俊の言ったことならすんなり聞き入れるんじゃないか?

ないない。

秀俊にそんなスキルは備わっていない。

気まずい。
< 251 / 389 >

この作品をシェア

pagetop