*゚闇に沈む少女*゚

☆幹部side☆




平助が 部屋に行っている間
ほかの人達は、別室に集まり話し合っていた。





「はぁー...、何なんだ あいつは。」





「それより 新八さん、左之さん 出てきたらどうです???」





さっきから襖のところで 盗み聴いていたのは、原田左之助(ハラダサノスケ)と永倉新八(ナガクラシンパチ)だ。





「ありゃ、バレてたか」



舌を出して笑う、永倉。



「まぁ さっきの娘も 気付いてたみたいだけどな(笑)」



原田は 苦笑い。




「それ 本当ですか!!?」





山南は、その事に驚く。




「やはり 彼女...只者ではありませんね。」





沖田は 紫陽花と出会った時のことを
考えていた。







「だが...私には、あの娘の様子を見ると
何か闇を抱えているように見えたな...」





「えぇ... それに...顔も名前も教えたくないと言うのは...。

余程辛い事を経験して来たのでしょう...。」






2人は、不安そうな心配そうな顔をする。




「本人に自覚が無いのかは、わかりませんが...



僕達に対して彼女は 後悔している様にも見えました。」




「あぁ 俺達も様子見てたけど、そんな感じだったぜ。


あんな小さな背中に、しかも女子なのにな...」








「彼女は、1体 どれほど重い荷物を背負っているのでしょうね...」







「...くそっ!!!何とか軽くしてやりたいぜ...」







「でも、俺達に何が出来るんだ??」





この場にいる全員が 難しい顔をする。




「取り敢えずは 暫くは様子見だな...」






「......」




皆が話し合いの中、土方は一言も口を開かなかった。









「だが...私には、あの娘の様子を見ると
何か闇を抱えているように見えたな...」





「えぇ... それに...顔も名前も教えたくないと言うのは...。

余程辛い事を経験して来たのでしょう...。」






2人は、不安そうな心配そうな顔をする。




「本人に自覚が無いのかは、わかりませんが...



僕達に対して彼女は 後悔している様にも見えました。」




「あぁ 俺達も様子見てたけど、そんな感じだったぜ。


あんな小さな背中に、しかも女子なのにな...」








「彼女は、1体 どれほど重い荷物を背負っているのでしょうね...」







「...くそっ!!!何とか軽くしてやりたいぜ...」







「でも、俺達に何が出来るんだ??」





この場にいる全員が 難しい顔をする。




「取り敢えずは 暫くは様子見だな...」






「......」




皆が話し合いの中、土方は一言も口を開かなかった。









「山崎(ヤマザキ)、来いっ。」





――――スタッ....




天井裏に隠れていた、監視方の山崎烝(ヤマザキススム)。





「何のご用でしょう?」





「あの小娘を 見張りと調べろ。


....後、島田(シマダ)にも伝えろ!!」





もう1人の監視方、島田魁(シマダカイ)。





「御意っ!!!」





「山崎くん、あの娘は
あんな風に見えて きっと繊細だ...」





「...くれぐれも、慎重にお願いしますよ。」




「御意っ!!」





山崎は、天井裏に戻っていった。







「さて、そろそろ部屋に戻るかね...」





「こんな夜中ですしね。」





お開きとなった。




「はぁ...」





「歳、総司、くれぐれも 気を付けるように!」





「わかってますよ♪土方さんじゃあるまいし...」




副長をからかう、沖田。





「...っ、総司ぃぃぃ!!」




土方と沖田は、どんな状況でも 通常通りだった。





近藤・山南「......( ˊᵕˋ ;)」




2人は 呆れている事も知らずに―――




この時 紫陽花が...この会話を聞いていたなど、幹部たちは 知る由も無い...





☆幹部side-END-☆

「さて、そろそろ部屋に戻るかね...」





「こんな夜中ですしね。」





お開きとなった。




「はぁ...」





「歳、総司、くれぐれも 気を付けるように!」





「わかってますよ♪土方さんじゃあるまいし...」




副長をからかう、沖田。





「...っ、総司ぃぃぃ!!」




土方と沖田は、どんな状況でも 通常通りだった。





近藤・山南「......( ˊᵕˋ ;)」




2人は 呆れている事も知らずに―――




この時 紫陽花が...この会話を聞いていたなど、幹部たちは 知る由も無い...





☆幹部side-END-☆
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