*゚闇に沈む少女*゚
✡:。*新選組へ入隊*:。✡



道場で、土方さんと勝負し
勝ったのだけど...皆の圧力に負け。





結局、入隊する事になってしまった。






「改めて、新隊士となりました。




雛菊 紫陽花(ヒナギアスカ)と申します
不束者ですが、よろしくお願いします。」






正座し、3つ折りに挨拶した。






不本意だけど、これから先
名前を知らないと不便だろうと腹を括り


名乗った....だけど、やはり腑に落ちない自分がいた。






「あぁ、改めてよろしくな...雛菊。」





「よろしく、紫陽花!」






いきなり呼び捨てですか、子犬くんよ。




人懐っこいにも 程があるなと呆れていた。






「僕を入れた事、後悔しても知りませんよ。」





「えぇ、大丈夫です。」





「皆で 乗り越えような!」






乗り越えよう....か、僕には ハードルが高いな。





「さて、明日 お前の所属を言い渡す。



後、朝餉の時に自己紹介をしてもらうから
頼むぞ。」




また、自己紹介をするの....。。




今でさえ 嫌なのにな....






「そんな不満そうな顔すんなよ!」





「うぐっ!!」





ノッポが 僕の背中を思いっきり叩いた。





........タダで済むと思っているのかな?☆






原田さんは この後
紫陽花に寄って....地獄を見るのだった。


「それじゃ、明日も早いから解散だ。」





「しっかり、身体を休めてくださいね。」






僕は そんな柔じゃないので、心配ご無用!





「あの、部屋は 引き続き...藤堂さんの部屋で良いのですか?」




「うん、その方がいいだろう?」





「では、布団が1式足りないので...貰えると助かるのですが。」






藤堂さんは 天然なのか何を言い出すか
分からないから恐ろしい。






「あぁ、そうだね。ちょっと待ってて?」




「僕も行きます。」





「いいよ、君は待っててくれればいいよ」





井上さんが 優しく笑って言った後
布団を取りに行ってくれた。




申し訳ない....。






「雛菊くん。」





局長である、近藤さんに呼ばれたので
そっちに顔を向けると....




普段の優しそうな顔ではなく
キリッとした 局長の器というのか
逞しさが見えた。






「何でしょう?」






「これから、頼むな!」





そんな事、言われた....






「はいっ。」





この返事しか出来ない。





源さんが 布団1式を持ってきて頂いたので
それを受け取り 部屋に戻った。




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