溺愛警報
「…え?!なんで、幼馴染み離れなんてことしたの?」
「彼氏できたし…、いつまでも三兄弟に頼っていられないもん。」
「えっ?!霧原君って三兄弟なの?!3年生にお兄さんいることは知ってたけどもう1人いたんだね。」
楓くんは校内でも人気だし流石に有名か。
でも陽が入学しても大騒ぎだろうな。
私って、目立つ三兄弟と小さい頃からずっと一緒にいたんだ。
「いるよ、もう1人は中学生だけどね。」
「うわぁ、弟さんもイケメンなんだろうね。霧原君の兄弟は文武両道って感じするし容姿端麗だし完璧だよね。」
確かに、あの三兄弟は容姿端麗だし文武両道だし文句無しだけど、
完璧じゃない。
楓くんはあまり弱点ないけど案外寂しがり屋だったりする。
渚は整理整頓が苦手で嫌いな食べ物もいくつかある。
陽は……、何だろ…
まぁ、いいか。
「あのさ、莉乃は… その、霧原兄弟のことどう思う?」
「え?…うーん、生徒会長は爽やかで優しそうだなって思う。
霧原君は、、かっこいいなって思った。
ああっ!でもね?!生徒会長もカッコいいよ?!ただね、その…、、」
私でも分かってしまった。
莉乃はきっと、渚のこと気になってる。
「好き」になる手前か通り越したか。
でも、今までの私の経験からするときっと莉乃は渚のことをもっと好きになる。