浅葱色の忍
謹慎が明けた翌日


沖田 永倉 斉藤 が、四条大橋で
土佐の者と斬り合いになった


たまたま、通りがかりの山崎が現れたことと、相手が軽症を負ったことで怯み


逃げて行った



「大したことねえな」


「沖田!永倉!斉藤まで!謹慎明けに酒なんて、何考えてんねや?
オマケに、乱闘やなんて…」


山崎が呆れた




その夜



「ゴホッ ゲホッ…」


沖田が寝込んだ

 

看病の為、沖田に付き添っていた山崎が


「アホ」



濡れた手拭いを沖田の額に乗せながら
布団を掛け直した



「でも、上手くいったでしょ!?」


「そらそおやけど…」


「ゴホッゴホッ 永倉君と斉藤君が
近藤さんに反抗しているって、これで
随分と広まったんじゃない?」


「沖田さんまで一緒に酒飲むことないやん」


「伊東さんから、僕を誘うようにって ケホ」


「はぁ それでも、無理したらあかんて…」


「だって… 僕に出来ることなら
何でもしたかったから…」


「その気持ちは、わかる
せやけど、俺に相談くらいせえや」


「ごめん…」


「ほら、咳も落ち着いたし、少し寝や」



沖田が、目を閉じて
スヤスヤと寝息を立て始めると

山崎は、視線を畳に落とした

  



〝ずっと皆と一緒がええのに…〟















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