浅葱色の忍

近藤勇

隊士募集の為


伊東君について烝が
そして、歳が江戸へ


思えば、烝と上手くいかなくなった
最初の切っ掛けは、江戸行きを断ったから


烝が、体調を崩し


烝を忍として新選組に置くことを悩んだ


伊東君は、烝の事を凄く褒めてくれる


誇らしく思う



その一方で、烝の変化に悲しくなる


言葉は、出会った頃のようで
顔は、常に隠し

誰とも目を合わせない



コレが、忍なのだ




源さんが、烝の事を心配していた



歳は、伊東さんの忍なんだからほっとけと
言う



このままでいいのか?



烝が伊東君に、潰されるのでは…



今なら、間に合うのでは?









新入隊士を連れて帰ってからも
なかなか切り出せず


そうこうしてる間に

深雪が亡くなった

妹を妾にするように言ってから




世話だけと言ったが
妾にしてくれとせがまれた






気がつけば


随分と烝と話をしていない












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