ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
どんっ!

「ぶっ!」

ヤバい……
走っていたら誰かにぶつかっちゃった


今日はただでさえ文化祭で人が多い


走っちゃダメだよね?


「ごめんなさ-------」

「ウサギ?」


鼻を押さえながら謝ろうとしたら
声はかなり上から聞こえてきて……


その彼は今、まさに
あたしがもっとも会いたかった人物だった。
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