ヤンキーくんに溺愛された臆病ウサギちゃん
「真くん?」


歩斗くんと同じ王子様の衣装を
身にまとった真くん。


髪も金髪だから王子様みたい。


ドキン---


どうしよう……
王子様姿だなんて想像もつかなかった


何話せばいいのかな。


「「………」」


あたし達は沈黙してしまった。


と、その時。


「きゃー!かっこいい人!」
「隣の人彼女かな⁉︎」
「いいじゃん!別に!すみませーん!」


どこかの中学生が真くんを見て黄色い悲鳴を上げて近づこうとしている。


やっぱり真くんにはヤンキーだけどもてる


「ちっ」


小さく舌打ちをした真くん
< 290 / 385 >

この作品をシェア

pagetop