ただ愛が欲しかった
「なんで男遊びなんてしてんだ」


んー


「暇つぶし? って言えたらいいんだろうけど、暇つぶしなんてもんじゃないんだけど男遊びをしてるのはね

私の意思であって私の意思じゃないのよ」



「さらに理由わかんねー」


「これならわかるかな

やりたくないけどやらないといけないこと

簡単に言うと選択肢が二つしかないの、男遊びをするのか、それとも男あそびをせずに私の周りの人が死んでいくか。この二つしか私には用意されてないんだよね」



誰かが死んでいくのを黙ってみるかそれとも自分が穢れていくか。



「選択肢が二つしかないなら私は自分を犠牲にすることにした。それだけよ」



いつから私は偽善者になったのかしらと思った
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