ただ愛が欲しかった
「だからさ、お爺様の所に許可を取りに行けばいいと思うの…だけど私なんて説明するべきかわからないから一緒に来て欲しいんだけど?」



「そっかー!その方法があったね!行こ行こ!今から!」


「そうだな、なら啓司(何故かいた下っ端の名前)帰って倉庫にいるヤツらに愛奏が姫になることを伝えてくれないか?」


あ、でも


「みんなは納得すると思う?私の過去を知ってるからみんなは仕方ないことだと思えるんだろうけど他の子なんてそんなの知らないからきっと反対するよ?」



「ああ、だから愛奏に頼みたいことがある。お前の過去を下っ端に話したらダメか?」



私の過去を?


でも下っ端君はみんな知らないから信用なんてできないし…


あ、なら


「私が西園寺家の令嬢であることだけは伏せといてくれる?それ以外は言ってもいいよ」


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