セルトリア学園

あの後、ユイが街と学園を案内してくれる
と言うので2人で歩く。


ユイの説明はわかりやすいがなんせ広い。
闘技場に研究室、それに校舎がたくたん立ち並び
全く道がわからない。



「無理、もう、無理。」


この学生生活で完全迷子になること間違えなし
という確信により悲しさMAXでどんよりする。



「セナ、大丈夫。私、迷ったことない。」



ユイがグ!と親指を立てて安心して!
というふうに突き出してくる。


しかし、もう校門への帰り道さえ分からないのだ。
何を安心しろとゆうのだろうか。



嘘だ〜。と涙を流しながら
ボトボトと歩きながらユイに励まされる。


どうやら建物ばかりのところを抜けたのか
次は木々が立ち並ぶ道へでた。



そこは王都のように
石で固められたところでは珍しい木々の並木道で
どちらかと言うとアルメスの街並みに似ており
ほっと息をつく。



「セナ、ここはあんまり深く入っちゃダメ。」



ユイが真剣な顔をして言ってくるので
首をかしげながらなんで?と問いかける。



ユイが口を開くと何かを言う前に、
目の前に人が数人いるのがが見える。



ユイは口を閉じ眉にシワを寄せる。



「ユイ、あれは何?」



「分からないけど、行くべきじゃないと思う。」



そういうユイはほんとに嫌そうだ。



そう。と呟いてじゃあ、戻ろっか
と声をかけながら後ろを向こうとすると
人の中から怒鳴り声が聞こえてくる。



「......」


「ユイ?」



ユイがボソッと何かをつぶやくが
聞こえずに聞くが、ユイはそれに応えずに
行きたくないと言っていた人だかりの方へ
歩いてゆく。



疑問に思いながらもユイの後について行くと
人たちのの中心の声が聞こえ始める。


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