終わらない詩
声
「なぁ。」
そんなあなたの声に
いつもいつもドキドキしてる。
呼ばれたのが、あたしだったら
いいのにな…とか考えて。
現実を見て、バカらしくなる。
だけど、人生っていうのは
わからないもので。
「なぁ、聞こえてないん?」
顔をあげると、あなたと目があった。
ほら、また好きになったよ。
全部全部、あなたのせいだよ?
また笑顔見せてさ。
ほら、また好きになった。
「なぁ。」
またあたしを呼んだ。
ほら、また好きになった。