きっと、君に恋をする。


私の声に振り返って微笑む栞。


『れる…』

ニコニコ笑いながら私を呼ぶ栞の黒くて短い髪の毛がさらさら風邪に靡いた。


『な、にしてるの…?ほら、もう屋上は寒いから…教室に戻ろ?』

不安で不安で堪らなくて、一歩栞に近づく。


『来ないでっ!!!!』

栞はさっきの笑顔とは一変して、私を憎んでいるような顔で睨んだ。


『…し…おり?』

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