お前は俺が守る
「特に何もなかったよ、アハハ...」
2人から視線を外して上を見る。
神様、どうかどうかこの状況をお助け下さい。
私は必死に祈った。
だって、だって、2人の視線以外にもクラス中の視線が凄いんだもん!
特に女子の鋭い視線がグサグサ刺さる。
これじゃあ、まるであの時と同じじゃない...
思い出すだけで涙が溢れてきそうになる。
こんな所で泣いたら、よけい注目を浴びてしまう。
私は、教室から走って逃げた