お前は俺が守る
「まあ、いいじゃん?それより」

キッチンの方に行って何かを持ってくる。

「ほら、飯食え」

「え?」

机に置かれたものを見る。
それは、できたてホヤホヤのオムライスだった。

「作ってくれたの?」

「ああ、どうせ、コンビニ弁当だろ」

確かに、ココ最近はコンビニ弁当ばかり

「それは...」

「いいから、食え。俺は、ちょっと出かけてくる」

「うん、ありがとう」

ガチャン...

扉が閉まる音。

遼が作ってくれたオムライスを見てると、遼の優しさが伝わってくる。

わざわざ作ってくれなくて良かったのに...
どこまで、優しいんだよ…

気づいたら私は泣いていた。
ポタポタ涙を流しながら、美味しい、美味しい、といいながら...
< 67 / 79 >

この作品をシェア

pagetop