蒼姫様は、守られません!!② ~完~
13章

彼女たち

「河口 雛乃ですっ!よろしくね!」



そうハイテンションで転入してきた雛乃は璃咲に似てることからあっという間に人気に

男女ともの癒しの存在である

それは倉庫でも一緒で、幹部以上の姫が私なら下っ端たちの姫は雛乃、みたいな?






ある日――――



「奏翔ぉーーーーーー!」




その声を聞いて、みんなが振り返った

奏翔は顔を顰めて「ゲッ」と呟く

つられるように音源に目をやれば見覚えのある美女が立っていた




「か、カノンさん!?」

「え?あ、あーーーーーっ!愛桜ちゃーん♡」

「はっ?愛桜と知り合い?」




カノンさんは初登場だけど、106ページに名前だけは乗ってるんだ

噂の羚くんの彼女さん✩


って、待って...!?




「カノンさん、奏翔と知り合い、なんですか?」

「え?じゃあ、改めて自己紹介するよ

碧 奏音、ご存知の通り羚の彼女です☆」




碧 奏音(アオイ カノン)....!?




「奏翔の、お姉さん...!?」
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