蒼姫様は、守られません!!② ~完~
「はぁ...もっと罵倒する言葉を書けばいいのに」






ため息を吐いて、その綺麗な顔は憂うような表情を全面に出す

そして薄く開かれた口から零れたのはそんな言葉だった


罵倒、ね

雛乃が言ってるの本当に想像出来ない




雛乃は苦笑しながら愛桜ちゃんと手話で会話する







《まあ、アタシも悪いし...》

「雛乃は優し過ぎるんだって!」

《よく言われる...》

「あっ、ごめん...」

《うーん、でもアタシ自覚ないし...》

「そりゃ、そうでしょう」






申し訳なさそうな顔から一転して呆れた顔を浮かべる愛桜ちゃん

声色もそれに合わせて変わっている







《そういえば、優くんは知ってるの?》

「なにを?」

《愛桜が〈月蝶〉だってこと》

「知ってるわけないでしょう?」








ちなみに俺は手話が全く理解できない





☆★優side.end★☆
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