隣のキミ。

誕生日。



- 梨子side -


真緒くんと付き合って2ヶ月が過ぎた。


「おはよう、七海」


「梨子」と呼ばれることに慣れてきたけど…

真緒くんは律儀に2人きりの時だけという約束を守ってくれている。


「おはようっ…ございます!」


私が挨拶を返す度に笑顔を見せてくれる真緒くん。

その笑顔は眩しすぎて、毎日、朝から私の心臓は大騒ぎだ。

こんなに真緒くんと話せるようになったことだけでも嬉しいのに…

更に笑顔まで見せてくれるなんて幸せすぎて死ぬ。

相変わらず、私の真緒くんにたいする溺愛っぷりは変わらない。


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