海月姫は泡になる



…海。……あの人…結婚する…だって

先日
消え入りそうな、か細い声で
そう、私に伝えてきてた。


どうやら、式の招待状が家に届いたんだとか。



中学卒業して以来、音沙汰なしだったのに、その通知だけは家に届けられたらしい。



それでもうれしいと
彼が今幸せなのなら嬉しいと

百合は泣いていた。






百合は今でも彼に恋をしているのかもしれない。
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