週刊誌ライター
 別にいいのだ。


 いくら週刊誌記者として、ゴシップを売っていようと。


 いつか自分のやっている仕事が、正当に評価される日が来る。


 何もしないよりマシだ。


 まあ、普段からいろんな葛藤があって、やっているのだが……。


 あの人は昼間から大量に酒を飲むらしい。


 最低の人間として、家の恥だと思っていた。


 今までいろんな労苦を経てきている。


 あたし自身、早く抜け出したいことだった。


 この問題に関しては。


 仕事中の日々の疲労やストレスは、自分で何とか癒していた。


 別に気にすることもない。


 自ずと時間は流れる。
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