重大発表!!!!
この時この瞬間がすべての始まりだった。


でも成吾の心の中ではどこかストップがかかっていた。

毎回来て不審者だと思われたらどうしよう…彼氏がいたらどうしよう…結婚して子供がいたらどうしよう…こんなにかわいい女性に想いを抱くのは理想が高い…

などの不安が込み上げてきていた。


この気持ちをわかってほしいと言わんばかりにLINEのタイムラインに自分の想いを短歌などで綴った。しかし、それが逆効果で気持ち悪いなどと言われ、タイムラインを非表示にされるといったこともあった。


他には「それは営業スマイルだよ。」と冷静につっこまれることもあった。
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