「Love logic」だから僕は、誰も好きにはならない。
「……マジでイイ男だよなぁ…おまえって……」
はずしたボタンの隙間から肌に触ってくるのに、
「触んなっ…!」
と、手を引きはがす。
「……いいだろ? なんか俺、酔うとどうも変な気分になってくるみたいで……おまえでもいいかなぁって……」
キスでもしそうな距離に近づけてくる顔を、顎をつかんで押し返す。
「……いい加減にしろ!」
流れるままのシャワーが、床に水を打ちつける音が耳障りにも感じて、それだけでもイラついてくる。
酔っ払いにも程があるだろうと、もはや洗う気も失せて背を向けた。