「Love logic」だから僕は、誰も好きにはならない。

「……よっぽどのことをしたらしいな、俺は…。…だが、本気でなんも覚えてねぇんだよな……」

と、頭をがしがしと掻いた。

無視をしてシャツのボタンをはめ、ネクタイを首にかける。

「あ…ネクタイで思い出した……俺、おまえに誘いかけたような気がする……」

「……思い出さなくていい」

と、ネクタイを結ぶ。

「……おまえと飲んでると、どうもおかしくなるんだよな…。……気持ちの抑制が効かなくなるっていうか…」

「もういいから、とっとと着替えろ。遅れるぞ」

「ああ…うん」生返事をして、脱ぎ捨ててあったシャツに袖を通す。



< 156 / 158 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop