「Love logic」だから僕は、誰も好きにはならない。
「……よっぽどのことをしたらしいな、俺は…。…だが、本気でなんも覚えてねぇんだよな……」
と、頭をがしがしと掻いた。
無視をしてシャツのボタンをはめ、ネクタイを首にかける。
「あ…ネクタイで思い出した……俺、おまえに誘いかけたような気がする……」
「……思い出さなくていい」
と、ネクタイを結ぶ。
「……おまえと飲んでると、どうもおかしくなるんだよな…。……気持ちの抑制が効かなくなるっていうか…」
「もういいから、とっとと着替えろ。遅れるぞ」
「ああ…うん」生返事をして、脱ぎ捨ててあったシャツに袖を通す。