『誰にも言うなよ?』
雅人がわたしに惹かれてくれたように、わたしだって雅人に惹かれている。
初めて会ったとき、目を見て話すのが恥ずかしいくらいカッコ良くてドキドキした。
ふと見せてくれた笑顔の破壊力にやられた。
話してみたら意外に笑うところ。
たまご焼きを、美味しいと言ってくれたところ。
おにぎりの具が唐揚げだとテンションがあがってくれるところ。
怖そうに見えて妹にパシられて、いいお兄ちゃんをしているところ。
……きっと、言い出すときりがないくらい
雅人にはたくさん素敵なところがある。
雅人が好きだ。
雅人が、好き。
だけどこの好きが……恋か、わからない。