『誰にも言うなよ?』
会長も、そんな風に考えて
わたしにキスしたのかな……。
「出ればいいんだろ」
と、雅人。
「やる気出してくれたんだー?」
「力になってやるよ。あくまで素子のためだ。ただし、身体は売らないからな」
「いいよ。じゃあ、それで」
まさか雅人が本当に友情出演してくれるとは。
って、違うクラスなのにアリなのか!?
「ほんとにいいの? お化け屋敷は?」
「当番あるなら劇の時間は外してもらうよ。つーか、多分あんまりマジメにやらないだろうし。学祭当日休む気満々のやつもチラホラいる」
「そっか……」
真面目に行事に参加しようって生徒は
もしかしたらわたしが考えているより、ずっと少ないのかもしれない。