『誰にも言うなよ?』


会長も、そんな風に考えて

わたしにキスしたのかな……。


「出ればいいんだろ」


と、雅人。


「やる気出してくれたんだー?」

「力になってやるよ。あくまで素子のためだ。ただし、身体は売らないからな」

「いいよ。じゃあ、それで」


まさか雅人が本当に友情出演してくれるとは。

って、違うクラスなのにアリなのか!?


「ほんとにいいの? お化け屋敷は?」

「当番あるなら劇の時間は外してもらうよ。つーか、多分あんまりマジメにやらないだろうし。学祭当日休む気満々のやつもチラホラいる」

「そっか……」


真面目に行事に参加しようって生徒は

もしかしたらわたしが考えているより、ずっと少ないのかもしれない。



< 432 / 540 >

この作品をシェア

pagetop