ヤンキー彼氏上等!-アタシのワケあり恋愛-
「そ、んなの…信じないっ…」
「なんで…?」
「先輩から…ッッ……聞いたんだから…。」
アタシを抱きしめているナオの胸を、手をグーにして叩く。
「サキの事…ッ…今でも…好きなんでしょ…?
アタシなんかっ…サキのいない間のっ…変わりなだけでっ…
サキが戻って来た今は……ッ…もう、アタシなんか…邪魔で……ッ…
だから…もう辛くて…
それでも…ナオを信じてッッ…
ガンバロって思ってたらっ………ナオはサキと抱きしめ合ってる…し…
もう…嫌に…なって…。」