一夜の。


「社長。お願いがあります。」


有馬ちゃんにそう言われ


もう終わりだと悟った。


辞めるなんて言われても 俺には止める資格がない事も分かる。


けど やめてほしくない。



そんな事を必死で考えながら


有馬ちゃんの次の言葉を待った。



「あの人を忘れさせてください。」


「へ?」





< 15 / 161 >

この作品をシェア

pagetop