一夜の。
「俺 車を運転する事が唯一の趣味なんだ。」
「かしこまりました。」
親父が手配してくれたであろう この秘書は
履歴書だけ見れば
平凡な家庭で育ち 小中高大をトップの成績で卒業後 優秀な秘書を探していた親父に
ヘッドハンティングされた後
親父が倒れ 後継きの俺にそのまま
つかえる事になったとか。
でもこりゃあ絶対に親父の顔の趣味だろう。
使えなければ俺がクビにしればいい。
そんな事を一瞬でも考えていた俺を叩いてやりたい。