Sweet Candy


時間が立つにつれ太陽も西へ傾き、あっという間に夕日に姿を変えていた。



あたしと陸は夕日を前に砂浜に座っていたんだ。


あたしはさっきのビー玉を取り出し夕日に向かって手を伸ばす。


「今度はオレンジ!」



夕日をありのまま映し出したビー玉は本当にキレイであたしはこの色を絶対忘れたくないと思った。


「あたし、これ一生大切にするよ!」

ギュッと手の平で握りしめてそう誓った。


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