愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
それこそ新しい恋をして早く忘れるべきだと思う。……でも、その一歩がなかなか踏み出せないんだ。
また同じ思いをして傷つきたくない。一度経験してしまった痛みだからこそ、臆病になるんだ。
それでもこうやって前向きになれるよう、いつも声をかけてくれる紗枝の優しさは嬉しい。
「ありがとう。……でも相手が副社長はないかな」
「えぇー、どうして? 玉の輿のチャンスじゃない!」
「だって副社長だよ? 私なんかじゃ不釣り合いじゃない。……代表だって本気で言っているわけじゃないと思う。もっと副社長に合った相手がいるだろうし」
年中トラブルばかり起こしている私なんて、相手にされるわけがない。おまけにこれといって特技があるわけでもないし、容姿だって人並み。
そんな私が副社長のような人の恋愛対象になるわけがないんだ。
そうだよ、彼を好きになったって私の気持ちは報われることはない。昔とは違った失恋という傷を負ってしまうだけ。
だったら気持ちを消さないと。副社長にこのまま惹かれていって、好きになってしまったら大変。
少しだけ芽生えた恋心を必死に消しながら、紗枝と昼食を済ませ、オフィスへと戻っていった。
また同じ思いをして傷つきたくない。一度経験してしまった痛みだからこそ、臆病になるんだ。
それでもこうやって前向きになれるよう、いつも声をかけてくれる紗枝の優しさは嬉しい。
「ありがとう。……でも相手が副社長はないかな」
「えぇー、どうして? 玉の輿のチャンスじゃない!」
「だって副社長だよ? 私なんかじゃ不釣り合いじゃない。……代表だって本気で言っているわけじゃないと思う。もっと副社長に合った相手がいるだろうし」
年中トラブルばかり起こしている私なんて、相手にされるわけがない。おまけにこれといって特技があるわけでもないし、容姿だって人並み。
そんな私が副社長のような人の恋愛対象になるわけがないんだ。
そうだよ、彼を好きになったって私の気持ちは報われることはない。昔とは違った失恋という傷を負ってしまうだけ。
だったら気持ちを消さないと。副社長にこのまま惹かれていって、好きになってしまったら大変。
少しだけ芽生えた恋心を必死に消しながら、紗枝と昼食を済ませ、オフィスへと戻っていった。