愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
特別任務『幸せな家族計画書を作成せよ?』
副社長と付き合い始めて早、三ヶ月――。

「え……! 副社長のご実家にですか!?」

「あぁ、母さんが菜穂美に会わせろってうるさくて」


ソファに並んで座った隣で、珈琲を飲みながら呆れ気味に話す副社長だけど……え、実家って副社長の親である代表家族が住んでいるところですよね!?

突然の話に、気が動転してしまう。


しかもお母様が私に会わせろとうるさいってことは、もしかして私が副社長の彼女として相応しいかどうか、しっかり見定めさせていただきますから的なものですか?

だったら私、アウトじゃない。100%気に入られない自信がある。

だってこの副社長のお母様であり、あの代表の奥様だよ? 絶対しっかりとしたデキる女性に違いない。

勝手な想像だけど、厳しくて近寄りがたいような……そんなイメージを抱いてしまう。


交際三ヶ月にして、いきなりの大ピンチ到来? ど、どうすればいいの私……っ! いや、会うしかないのかもしれないけど、会って「今後、交際させるわけにはいきません」みたいに言われちゃったら?
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