愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
「好きだよ、菜穂美。……ずっと一緒にいような」

はめた指輪を撫で、愛しそうに私を見つめる彼に気持ちが溢れ出す。

「私も大好きです。……ずっとずっとそばにいさせてください」


大好きな気持ちを伝えると、彼は微笑みそっとキスを落とす。まるで誓いのキスのように――。

もう何度も和幸くんとキスをしているのに、なぜか心の奥がむず痒くて無意味に前髪に触れてしまう。

けれどその手にはめられている指輪が目に入ると、うれしくてたまらなくて。

胸が苦しくなる。


「……あ、そうだ! 私も和幸くんにプレゼントがあるんです」


自分のバッグを探すと、ソファの上に置かれていた。すぐに取りに行こうとしたけれど、彼に背後から抱きしめられ止められてしまう。

「あとでいい。……今は菜穂美を先にちょうだい」

胸元に回された腕。首にかかる彼の吐息にドキドキが止まらなくなる。

「で、でも……」
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