カクシゴト
「いや、それはないでしょ…。」

「なして?」

「だって、舞桜は年上だし、
まず、私は中学生だけど、高校生だよ?
舞桜。」

「なんばいいよっとか。
私の彼氏二個上よ。」

「えっ?」

「関係ないっちゃ。年の差なんて。

すきっちゃ、どんなに相手が年上でも…
って感じちゃうの?」


…好きだったらどんなに相手が年上でも…。


「…先生…。」

「…秋桜は本当に先生を好いとるんね。
苦しみな、んで、最後に頼るっちゃ。
舞桜くん。」

「でも、それは舞桜が可哀想じゃない?」

「好いとるんなら、我慢できとーと。」

すき、か…

舞桜は私の事好きなのかな…。

そんなこと考えながら話してたら一時間が過ぎた。

「ごめん、そろそろ帰らなきゃ。」

「よかよか。
また話そな。秋桜。」

「うん、またね!」

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