私はあなたの恋愛相談相手~この思いを胸に秘めて~
フーッと、ゆっくり息を吐くと、少しだけ落ち着いた気がした。
鞠子先輩に知られるわけにはいかないの。
馨にだって、私の気持ち知られたくない。
だって、馨を困らせるだけだよ。
せっかく上手くいってる二人の邪魔したくない。
私の中で、様々な思いが交錯する。
「…っ」
涙は、なんとか堪えたけど…まだ上手く笑える自信がなかった。
「…結茉ちゃん、大丈夫?なんか、顔色悪くない?」
鞠子先輩の心配そうな声に、少し下に向けていた視線をあげ、彼女を見つめる。
そこに見えたのは、本当に心配そうに私を見る鞠子先輩の姿。
「あ、あはは。今日は、いろいろ遊んでちょっと疲れたのかもしれないです」
「そうなの…?だったら、今日は、ゆっくり休まないとね。あ!ゴメン。私たちが引き止めてたんだ!」
"気づかなくてゴメンね"と、素直に謝る彼女。
本当にいい人なんだな、と、そう思った。