じゃあ、先生と恋してみる?
「それより、ちーちゃん!最近のあたしに対する扱いは酷いと思う。」
「…別にあんただし。」
あたしだから扱いをテキトウしていいとは限らないでしょ!
あー、やだやだ。
「朝からなにを騒いでるわけ?」
「あ、圭ちゃん!おはよッ〜!」
今、挨拶をしたのはもう1人の幼馴染みの河野 圭多(コウノ ケイタ)
通称 圭ちゃん
好きな食べ物は最中アイス
嫌いな食べ物はトウモロコシ
「また朝から さくらは何か国際的な問題について語ってたわけ?
お前見た目は可愛いのに、そういう所を見ると残念女子だよな。」
「…圭ちゃん嫌い。」
「事実言ってるだけ。薀蓄もいい加減にしておかないと一生男できねーぞ?」
圭ちゃんはいつもあたしに意地悪を言う。
というか、過保護すぎる。
「圭ちゃんも一生彼女できないぞッ!
それか、もう独り身になってしまえっ!」
「俺は別にいいんだよ。
…流石に独り身は嫌だけど考えとくわ。」
こんな会話を毎日話している。
くだらない会話だけど、あたしの話に付き合ってくれる幼馴染み達が好きだ。
「訳わかんないけど、2人共好きぃーー!」
「…あんたの方が余っ程理解不能だよ。」