空高く、舞い上がれっ。
学園祭の2日目は、甲子園につながる野球部にとって大切な大会の1試合目だった。
ステージ発表は1日目のほとんどと2日目の午前中。
わたしたちのクラスの発表が1日目、2日目のどちらになるのか、何番手の発表になるのかは近々行われる抽選会で決まる。
もし、わたしたちのクラス発表が1日目の日程内に当選すれば、輝空と一緒にステージに立てるということになる。
「もし2日目だったら……野球部抜きでステージ発表、ってことになるね」
窓の縁に手をかけて、咲は外のグラウンドを眺めて言った。
陽射しはまぶしいくせに風は一向に吹いてくれない。わたしは咲の横に立ち咲の向こう側、遠く高くに見える入道雲を目で追った。
「輝空は……わたしのこと、信頼してくれてないのかな」
ふと目線を落とすと、中庭のベンチで手を繋いでおしゃべりをしている寧音と尊が見える。
「……そういうわけじゃないと思うよ?」
私には、輝空君が何を考えているのかわからないけど……
咲は、わたしの肩をポンとそっとふれてくれた。
ステージ発表は1日目のほとんどと2日目の午前中。
わたしたちのクラスの発表が1日目、2日目のどちらになるのか、何番手の発表になるのかは近々行われる抽選会で決まる。
もし、わたしたちのクラス発表が1日目の日程内に当選すれば、輝空と一緒にステージに立てるということになる。
「もし2日目だったら……野球部抜きでステージ発表、ってことになるね」
窓の縁に手をかけて、咲は外のグラウンドを眺めて言った。
陽射しはまぶしいくせに風は一向に吹いてくれない。わたしは咲の横に立ち咲の向こう側、遠く高くに見える入道雲を目で追った。
「輝空は……わたしのこと、信頼してくれてないのかな」
ふと目線を落とすと、中庭のベンチで手を繋いでおしゃべりをしている寧音と尊が見える。
「……そういうわけじゃないと思うよ?」
私には、輝空君が何を考えているのかわからないけど……
咲は、わたしの肩をポンとそっとふれてくれた。