ただあなたを…愛しています。
「…でも、今日その人がわかりました…。あの屋上で助けた子なんですよね??」
「うんそう…。俺あの子が好きなんだ…。」
「ふふっ。一瞬でわかりました。あんなに必死な先輩見たことなかったですから、」
「…うん、ごめん。」
「もう謝らないでください!好きな人忘れさせてって言われてその条件を飲んだのは私!それでそれを出来なかった私悪いんです!それに、先輩と付き合えただけで、私、嬉しかったですから。」
「…佐原さん」
こんないい子を俺は利用して付き合って。
ほんと最低だな。。
「ふふっ。先輩!今日から私達は友達になりましょ?もし私に彼氏出来たら即先輩に見せびらかしますからね?だから、先輩も、頑張ってください!」