花岡4姉妹の恋愛日記
「なーにニヤついてんだよっ…きもちわりぃな…」


うっわっ…


「ひどいなぁ…柊斗が告白してくれた人のこと、思い出してたの〜っ」



「恥ずかしいから思い出すなよ〜」


口を尖らせて、少し赤くなる柊斗。


「かわいー…」


ハッ…!


思ったこと、すぐに口に出しちゃった!


「あのなぁー、男子なんですよ、オレは。


カワイイとか言われてもぜんっぜんうれしくねーっ」


「ごめんって!


だってほんとに可愛かったんだもんっ。」


そうやってまた拗ねるのも可愛い。


口には出さないけど。
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