恋する乙男~始めての恋心~
平穏な生活

三咲の日常

「三咲、早くご飯たべなさーい
 遅刻するよー」

三咲はいつも、母に起こされている。
学校には、ギリギリに登校する。
それが、日常だ。

『いただきます』

「もう、早く起きなさいっていつも
 いってるでしょ」

いつもの説教が始まった。これが
始まると、止まらない。



『もう、行くね』

「ちゃんと、人の話聞いてる?」

『いっています』

三咲は母の話を聞かず、家を後にした。

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