桜色の涙

君に祈りを




俺はいたって普通の男子。


明るくもないし暗くもない。多くはないけど友達もいる。


顔立ちだって特に目を引くというわけではない。それでも俺は自分の手で誰かを助けたいと思う。


誰かに話したら笑われるだろうけど、俺はそう思うんだ。


泣いている人は助けたい。笑っている人とは喜びを共有したい。楽しくないと感じている人は笑顔にしたい。



もちろん俺だって気楽に生きているわけじゃない。悩みだって辛いことだってある。


それでも前向きに生きていれば自然と笑える。そうしたら周りだって笑顔になる。


ただの自己満足かもしれないけど、俺は誰かの力になりたい。


誰かが頑張るのをそばで見て支えたいんだ。
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