僕の恋人
「まま!! ぱぱ!!」


俺は泣きじゃくる事しかできなかった。


じたばたと暴れ、駄々をこねることしかできなかった。


違うんだ。


こんなことがしたいんじゃない。


由依が、由依が危ないんだ!!


「はいはい。大成はもうすぐ4歳でおっきくなるんだから、いい子にしてね」
< 110 / 112 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop