夜空の星は月とともに瞬く
『ねぇ。あなたは私の何?親?保護者?そうじゃないでしょ!あなたには関係ないの!いちいち報告する必要も無いし、どこにいるかを教える必要も無い!』
「理帆…?」
『円香。出てきて。』
「なっ何?理帆ちゃん…」
『伝えなかったの?』
「何を…?」
『伝言。』
「…!」
『その反応だと伝えてないみたいね。まあいいわ。私がいま直接伝えてあげる。耳をかっぽじって聞きなさい!近々、この倉庫を襲撃する。』
周りからはざわめき声や不安がる声、バカにする声が聞こえてくる。
『もちろん、私1人でね。じゃあ、具体的に日にちをいうね?1ヶ月後の午後7時にこの倉庫だよ。せいぜい楽しませてくれるかしら。』