オオカミ君と甘い✕✕
頭がいっぱいの私の肩を掴み、ぐりん、と回して、私の両手を机に置かせた。

「な…なぎさ………くん?どうしちゃったの…?」

「雫…雫………僕だけの雫…」

悲しそうな声で優しく言った渚くんは、私の首筋に唇を当てて、強く吸った。

私のワイシャツのボタンを開け、次は背中を…

「んっ……!っはぁ…な、ぎさ…くんっい…たいよっ…はぁ………」

私の声を無視して、渚くんは私をまた前に向かせた。

「雫…」

そう言って強くキスをした。


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