言い出せない気持ち
あ、野次馬たちが帰って行った。


春たちの周りに、めっちゃくちゃ人がいたんだよねー




まぁ元から人がめちゃくちゃいたし、


そこで修羅場とかになったらみんな見るよね。

「あの春くんって人…かっこよかった。好きになっちゃったかもー!!」

と、友達と仲良く話してた女子が私の横を通り過ぎた。






さすが、春だな。


もう好きにならせちゃって〜

なんて春を探すことを忘れてた私が、ぼーっと突っ立ってたら、、



「あ、夏希。遅くなってごめんな」

と、申し訳なさそうにしてる春が走って来て言った




「いや、いーよいーよ!遅くなったのは春のせいじゃないでしょ」

と、私は笑って言ったんだけど…

「……は?もしかして見てたのか…?」




あ、やべ

「んー?な、なんのこと…かなぁ〜?」



私は焦ってとぼけてみた。


あ、もしやこの症状は思春期だなぁー?なんて、思いながら。


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