言い出せない気持ち
なーんつって、今平和に暮らしてる!



そうなんだよ!中学の時と違うのはこれ!!

普通の生活なんだよー!


中学の時は、春と幼なじみってバレてたからな。






よーし!これからは春に邪魔されず、青春真っ盛りなJKになってみせる!!


なんて、私が意気込んでたら…

「なぁ、夏希ー。今日、一緒に帰っ…」



急に話しかけてきた春に、すぐさま私は春の口をふさいだ。

ざわざわと、教室内の空気が重い








「ねぇ、花崎さん。春くんとどういう関係なの?」

と、痺れを切らしたクラスの女子が言ってきた



しーんっとなり、私の言葉を待つみんな。







「うぇ!?…えーと、私、春くんに朝私の落し物を拾ってくれて……で!お礼!お礼しようと思ったの。だからただそれだけだよ!?」


と、慌ただしい言い訳を考えた私。

てか春のこと、「くん」付けで呼んだのいつぶりだろう…。




そして、私が言った途端急に教室は見事に騒ぎ出し

「だよねー、よかった。あの子が春くんの彼女なわけないよね。」


と、小声で言ってる春が好き女子軍団が囁き合ってるが!私に思いっきり聞こえてますよ〜

いや、わざとか。。





ちなみに春は私に口をふさがれてからずっと放心状態。



なにがなんだかわからなくなってる春に私は小声で…


「すぐに屋上集合。」
と、小声で伝えて春をふさいでる手をどけた
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