言い出せない気持ち
◇
「ふっー。なんとか、学校に着きましたね〜」
焦った焦ったなんて言いながら、これからの日常が楽しみすぎてにやけが止まらない私。
結局、私たちは走ってなんとかギリギリに着いた。
お姉ちゃんは違う超名門学校なので駅でバイバイだった
…ちょっとさみしくなった私がいたことは誰にも内緒だからね!?
なんて、コントも入れつつ今日も私は絶好調です。
「誰かさんが遅かったからなー」
隣にいる、さっきから女子にあっつーい視線を独り占めしてる罪な男が言った。
「それは、謝ったじゃん!いつまでもネチネチ言う男は…モテナイヨ。」
語尾片言になったのはキニシナイデ。
「ふっ、俺結構モテるけどー?お前と違ってな?」
う、うっざ!!
「こっのぉー…もう!こんなことしてるとせっかく学校には到着してたのに入学式に遅れるわ!!」
イライラしながら私は歩きだした
ふぅ〜…疲れたわもう。朝の段階で