バスから降りれそうにない
*バスから降りれそうにない
眠い目をどうにか開けてバスに乗る。
反省したのに、昨日も夜遅くまで起きてしまった。
今日は早く寝ると決意するも、きっとまた夜更かしするだろうな。
大きなあくびをしても、眠気はどこにもいかない。
いつもなら早いぐらいだけど今日は部活の朝練。
朝御飯を食べ損ねてお腹がぎゅーって鳴った。
朝から憂鬱。
バスの中は混んでいて立っている場所から一歩も動けなくて5月だと言うのに暑苦しい。
ジワリと汗が噴き出てきて、シャツに吸い込まれていった。気持ち悪いな。
自動放送が次のバス停を知らせる。
降りないと。