12時の鐘で消えた王子様







彼女が今にも泣き出してしまいそうだったから。




僕は少し考えて言った。




「夕方の5時30分、誰もいない東の空き教室。そこに僕はいるから。また来てくれると嬉しいな。」




「まって!あなたのおなまえは?」




「僕?うーん……」




僕はしばらく考え込んだ。




いろんな呼び名がある場合はどうしたら……?






< 121 / 160 >

この作品をシェア

pagetop