甘きゅん恋愛のすすめ



「それで、ふわ子は幸せなの?」



幸せ?幸せかどうかなんて。



「……わからない」



今まで通り、空くんとあたしは幼なじみで。



一緒に学校に行ったり、休みの日に何かをするでもなく部屋でおしゃべりをしたり。



空くんの近くにいられるだけで、あたしは幸せなんだって思ってた。



思ってたけどーーー……。




気づけばぽろぽろと涙が流れていて、あたしは慌てて手で拭う。



……なんで涙なんか。



そう思っていたら、あたしの手にもうひとつの手が重なった。
< 104 / 272 >

この作品をシェア

pagetop