甘きゅん恋愛のすすめ
「………長澤くん、ありがとう」
「ってか、胸張ってもらわなきゃ困る。俺が諦めたんだからさ」
なんて冗談だからな、と長澤くんはちょっと照れてた。
本当、優しいんだね。
「今も風紀委員会室にいるかな?」
「いると思うけど、行くの?」
「うん、迎えに行こうかなって。彼女だし」
いつも迎えに来てもらってばっかりだし、この機会にあたしから行っちゃおうかなって。
「ふーん………まあ大丈夫かな。洸太喜ぶと思うし、行きなよ」
「うん、そうする!ありがとう」
若干長澤くんの言葉が気になったけど、あたしはこの勢いで風紀委員会室に向かうことにした。