甘きゅん恋愛のすすめ


「………長澤くん、ありがとう」


「ってか、胸張ってもらわなきゃ困る。俺が諦めたんだからさ」


なんて冗談だからな、と長澤くんはちょっと照れてた。


本当、優しいんだね。


「今も風紀委員会室にいるかな?」


「いると思うけど、行くの?」


「うん、迎えに行こうかなって。彼女だし」


いつも迎えに来てもらってばっかりだし、この機会にあたしから行っちゃおうかなって。


「ふーん………まあ大丈夫かな。洸太喜ぶと思うし、行きなよ」


「うん、そうする!ありがとう」


若干長澤くんの言葉が気になったけど、あたしはこの勢いで風紀委員会室に向かうことにした。

< 259 / 272 >

この作品をシェア

pagetop